『ナショナリズムの克服』

ナショナリズムの克服 (集英社新書)

ナショナリズムの克服 (集英社新書)

自国の文化の優越性とかをやたらと強調したがる西部進とかの傾向を「俺のちんぽこは大きいぞ論」って揶揄してるんだけど、他にも「俺のちんぽこは固いぞ論」とか「俺のちんぽこは繊細だ論」とか色々バリエーションがあって良いです。
昔は在日の人は社会保障ろくに受けられなかったんだけど、今は「日本国民全体が在日化してきている」ような状況なんだと。
最後の方に二人で「アフガニスタンから難民100万人受け入れれば良かったのだ」とか森巣博が「無族協和」とか言っちゃうあたりが残念だけど、けっこう面白い本です。