文化ナショナリズム

80年代、あるいは最近でも『国家の品格』などによって、「蝉の鳴き声は西洋人にとってはノイズだが、日本人はそれに風情を感じる」といった俗説が語られ、日本人の情緒の優越性が強調されることがあるが、例えば、う○この臭いに対し、人は共通してそれを悪臭だと感じると思われるが、もし、う○この臭いを「良い香り」と感じる民族が現れたら、その民族の情緒性は優れているとすることが可能だろうか・・・。そして創○学会的に言うならば、これは「価値の創造」であり、尊ばれることと見做してよいのだろうか・・・。